スティーヌ・マリーユ・ヤコブセン&テオバルド・ラゴス・プレラー
Stine Marie Jacobsen & Teobaldo Lagos Preller
2026.02 - 2026.03


PARADISE AIRは2回目の試みとして、松戸市民劇場の”劇場以外”(1Fエントランス・2Fロビー)を会場にパブリックイベントを開催しました。まちなかに出現する「パラダイスのコーナー」としてPARADISE AIRで日々起きていること、生まれている創作を紹介しながら、市民劇場を劇場という使い方以外で使ってみる実験です。
日時:全2日間
2026年3月7日(土) 12:30 – 18:30
2026年3月8日(日) 10:00 – 12:00
場所:松戸市民劇場
住所:千葉県松戸市本町11‐6 MAP
アクセス:JR・新京成線「松戸駅」西口より徒歩5分
時間:12:30 – 18:30
場所:松戸市民劇場 1Fエントランス・2Fロビー
予約:不要・参加無料
参加アーティスト:ティーヌ・マリーユ・ヤコブセン&テオバルド・ラゴス・プレラー、周天鳴 (チョウ・ティアンミン)、ピパポン・シーペイン(チョッパー)
現在SHORTSTAY Programで滞在中のアーティスト3名がPARADISE AIRを飛び出して展示をおこないました。それぞれに興味も分野も異なる滞在制作をおこない、現在進行形のリサーチや制作を紹介しました。
🎥同日開催
松戸ムービーフェスティバル@松戸市民劇場ホール
開場12:30 / 上映13:00〜20:00
https://matsudomoviefes.wixsite.com/chiba

時間:10:00 – 12:00
場所:松戸市民劇場1Fエントランス集合(受付)〜周辺を歩いてフィールドワーク
参加無料
参加アーティスト:山川陸
(本イベントは松戸市社会教育課主催の生涯学習講座の一環として実施しました)
市民劇場の周辺エリアの「地理模型」を用いて、松戸の風景を思い出から眺め直すワークショップを開催しました。
参加者の皆さんは各々の思い入れのある場所を歩き、その風景の様子や印象を粘土で形作りました。持ち帰ってきた風景を「地理模型」に配置して会話しながら、この日集まった皆さんからしか現れないオリジナルの立体地図を一緒に制作しました。
実施レポート記事はこちら:https://www.paradiseair.info/news/2026/03/09/28850/
💬同日開催
文化スポーツ推進講演会「交流が生まれる居場所とは?ー西川正氏と語る新しい公共のカタチー」
開場13:30 / 講演14:00〜16:00
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/kyouiku_sports/culturesports/bunkasports_kouenkai.html
日程:3月7日(土)
時間:12:30 – 18:30
ティーヌ・マリーユ・ヤコブセン&テオバルド・ラゴス・プレラー
『ロー・シフターズ(法を変える者たち)』
《ロー・シフターズ》(2016–)は、市民が裁判官と立法者の両方の役割を担うことで、法と民主主義に参加することを促すプロジェクトです。実際の裁判事例に対して、あなたならどのような判決を下すでしょうか? そして、より公正な社会を実現するために、自国の法律をどのように変えたいと考えるでしょうか?
松戸市民劇場では、《ロー・シフターズ》の設立者でありアーティストのスティーヌ・マリーユ・ヤコブセン、そして作家のテオバルド・ラゴス・プレラーとともに、観客が気候変動にまつわる架空の物語を通じて、倫理的ジレンマ(葛藤)を探究する場が設けられます。
《ロー・シフターズ》は、若者が自身の政治的立場、倫理観、そして正義の感覚について考えることを促します。参加者は、実在の裁判事例を再検討し、現代を生きる自分たちの世界をより反映した新たな法律を提案します。直接民主主義が広く議論されている今日において、たとえ実現が難しく見えるものであっても、市民による法的提案は政治的議論を形成するうえで重要な役割を果たし得るのです。
周天鳴 (チョウ・ティアンミン)
『フレッシュ・リファレンシング ― 鮮魚街道を再参照する実践』
鮮魚街道は江戸時代、利根川で水揚げされた魚を印西・白井・柏・鎌ヶ谷・松戸を経て日本橋市場へ最短で運ぶための陸路でした。その『道筋』は人間が定めたものであり、活きの良さが衰えるまでの時間との競争でした。
今やその名も次第に忘れ去られ、かつての役割は失われています。
本作品では、鮮魚街道の機能が失われた今、その道筋をどう体験すべきかを問いかけます。マルチチャンネル映像と写真を組み合わせ、断片的な地図としてルートを再構築し、空間的・時間的・構造的な指標の集合体を形成します。フィールドワーク、アーカイブ、研究プロセスを交えながら、現在のシステムが鮮魚街道をどのように位置付け、上書きしているのかを広く考察します。
ピパポン・シーペイン(チョッパー)
『カラスの葬式』
日本の民間伝承において、カラスは道に迷った者を導く神聖な存在の象徴とされています。チョッパーにとってカラスは、かつてタイで生活し活動していた場所を思い起こさせる、郷愁と安らぎの象徴でもあります。
タペストリーとカーペットは、松戸の江戸川の印象主義的な風景を表しています。作品のイメージには、空から落ちてくるように見える一羽のカラスと、それを取り囲むカラスの群れが描かれています。これは、死に関連する危険や脅威について学ぶためにカラスが実際に行う行動ですが、悲しみを表しているとも言われています。本作は、私たちに生命の脆さや不確かさを思い起こさせる追悼空間として展示されます。
《カラスの葬式》は、チョッパーによる継続的なプロジェクト「Home(故郷)」の一部であり、制作活動や人々とのつながりを通して、心の拠り所を見出し安らぎを探る試みを探求しています。
2026.03.08
























