ABOUT

PARADISE AIRとは

一宿一芸のトランジットポイント

パラダイスエアは、東京都心からほど近い、千葉県松戸市に位置するアーティスト・イン・レジデンスです。パチンコホール楽園(運営:株式会社浜友E.F.)の協力により、かつてホテルだったビルを活用して運営されています。楽園を意味する’PARADISE’、アーティスト・イン・レジデンス(Artist In Residence)の略称’AIR’からPARADISE AIRと名付け、2013年にその活動を開始しました。

アーティスト・イン・レジデンスとは、アーティストに一定期間、滞在場所と制作場所を提供し、移動と制作活動を支援する取り組みのこと。江戸時代、水戸街道の宿場町として栄えた松戸駅前は、江戸と水戸をつなぐ拠点として多くの旅人が行き交いました。地元住民の邸宅には過去に訪れた文人画人が宿泊料代わりに残した作品が今も残ると言われます。
かつての松戸宿の歴史伝統をふまえた「一宿一芸」をコンセプトとするパラダイスエアもまた、国内外のアーティスト達が行き交う文化・芸術のトランジットポイントとして新たな歴史を積み重ねています。

現在は、短期滞在のアーティストだけでなくキュレーターやリサーチャーらを受け入れる「ショートステイ・プログラム」、公募によって選出されたアーティストの渡航・滞在・作品制作を3ヶ月間フルサポートする「ロングステイ・プログラム」、アーティストと地域をつなぎ多様な学びと交流を促す「ラーン・プログラム」の3つを軸として活動を行なっています。

松戸市民の皆さんと協同してアーティストの活動をのびやかにまちに展開することで、松戸の文化をより多層的にアップデートすることが私達のミッションです。

トランジットポイントとしての松戸

世界地図

松戸市は千葉県の北西部に位置する人口約48万人の町で、水戸街道とJR常磐線そして江戸川が町中を南北に貫いています。東京と水戸の間に位置する松戸は、江戸時代から水戸街道沿いの宿場町として栄えました。古くから残る民家には今も、当時滞在した文化人や旅人が宿代代わりに置いていった品物や歌が残っているそうです。

かつて江戸と水戸をつないだ宿場町・松戸は現在、東京都心と成田空港の中間地点に位置し、世界と東京をつなぐ町に成長しています。
PARADISE AIRは、世界中のアーティストが旅の途中に立ち寄るトランジットポイントとして、さまざまな人が集い行き交う新しい拠点となることを目指し活動しています。

主催 一般社団法人PAIR
助成 松戸市、令和6年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
特別協力 株式会社浜友E.F.
協力 松戸まちづくり会議、株式会社omusubi不動産

設備紹介

面積・部屋数 40㎡ 3室
設備 ・バス・トイレ・エアコン・テーブル・ベッド
・冷蔵庫(共有)・電気ポット(共有)・キッチン(共有)・洗濯/乾燥機(共有)
近隣施設 コンビ二、スーパー、駅まで徒歩2分(尚、同施設1・2Fはパチンコホールです。)

MAP

PARADISE AIR オフィス
住所:271-0091 千葉県松戸市本町15-4 ハマトモビル
MAIL:touch@paradiseair.info

見学・視察申込み

PARADISE AIRの施設はアーティストが滞在するためのプライベートな空間です。イベント時のみ一般公開しています。イベント時以外に視察(有料)をご希望の方は申込フォームよりお申し込みください。

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