李文皓(リ・ウェンハオ)
Li, Wen Hao
2025.11


本作品のタイトル《愛人》は、台湾出身の歌手テレサ・テン(中文名:鄧麗君)による名曲から引用されています。
アーティストの 李文皓(リ・ウェンハオ) は、台湾、日本、香港、インドネシアにおける懐かしのポップミュージックと、そのアジア全域における流通に着目しながら、リサーチと作品制作を行っています。
PARADISE AIRでの滞在制作では、当時日本で絶大な人気を誇ったテレサ・テンの楽曲を再考するプロジェクトに取り組み、パフォーマンスプレゼンテーションを行ないました。
70年代から80年代にかけて台湾・日本どちらにおいても人気のあったテレサ・テンですが、大衆から持たれていた歌手としてのイメージはそれぞれ全く異なるものでした。戒厳令下の台湾では、彼女が日本語で歌った楽曲が「道徳的でない関係」を描いていると判断されたため発禁処分となる事例もありました。
《愛人》は、こうした抑圧の中で語られなかったテレサ・テンの物語を、歌う行為によって立ち上げようとする試みでした。
PARADISE AIR の入居アーティストである山川陸さんと批評家・ドラマトゥルクの山﨑健太さんが、本プレゼンテーション《愛人》についてレビューを執筆してくださいました。
🔗 山﨑健太レビュー記事(artscape):https://artscape.jp/article/57078/
記事内では、本作がもつ個人史と国家史の交差、歌う行為が生む時間の層、そしてアジアのポップミュージックに宿る複雑な情動について、多角的に読み解かれています。
日程:2025年11月23日(日)
時間:13:00–14:00(12:45開場)
会場:松戸市民会館 303音楽室
住所:松戸市松戸1389-1
言語:日本語・英語・台湾華語
参加:無料・予約不要
助成:National Culture and Arts Foundation
2025.11.24





