レッツ体験2025「コーディネーターとしてまちを見てみよう」

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まつど市民活動サポートセンター主催「レッツ体験2025」のボランティア受け入れプログラムとして、松戸市で生活する10代〜20代を対象に、2日間のワークショップを実施しました。
このプログラムは、地域で暮らす若い世代に向けて、アートに関わる仕事や実践がどのようなものなのかを、体験を通してひらいていくことを目的として企画したものです。アーティストとまちを繋ぐコーディネーターの仕事である、拠点の運営、対話、場づくり、街との関係の結び方もまた、松戸におけるアートに関わる大切な営みです。そうした実践を、参加者と共有し学び合う機会にしたいと考え企画しました。

1日目は導入として、PARADISE AIRの成り立ちや、施設の日々の運営、これまでに行ってきた活動について紹介しました。あわせて、私たちコーディネーターがどのような視点で街を見ているのか、滞在するアーティストや地域の人とどのように関係をつくっているのかについても話しました。そのうえで参加者には、自分が暮らす地域にある、アーティストに紹介してみたい場所や、気になっている風景、お店、文化について考えてもらいました。自分の身近な生活圏を、他者に向けて言葉にしなおしてみることは、街との関わり方を見つめなおすことでもあります。

2日目は、参加者によるプレゼンテーションとまち歩きを行いました。参加者はそれぞれ、自身の活動圏や紹介したい場所について話し、滞在アーティストからも、作品や活動、自身の暮らす地域について共有してもらいました。その後、松戸駅周辺を実際に一緒に歩きながら、場所について話し、質問し、立ち止まりながら交流しました。街を歩くというシンプルな行為のなかで、アーティストがどのように土地を見たり、人の話を聞いたり、そこにある文化や日常を受け取っているのかに触れてもらう時間にもなりました。

このプログラムは、文化、人種、言語、世代の異なる人々が交差する場としてのPARADISE AIRを知ってもらう機会となりました。同時に、地域の若い人たちにとって、アートに関わる実践を少し具体的に想像できる場でもあったと思います。作品をつくったり展示することだけがアートの営みではなく、人と出会い、場をしつらえ、街を読み替え、異なる背景をもつ他者と時間をともにすることもまた、その一部であることを学びあう場となりました。

 

レッツ体験2025「コーディネーターとしてまちを見てみよう」

日程:2025年8月2日(土)、5日(火)[2日間]
会場:PARADISE AIR 5F ラウンジ
使用言語:日本語、英語

photo:加藤甫

2025.08.06

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