Drone & Drone(ドローン・アンド・ドローン)| Siedl/Cao

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, 18:00-19:00
PARADISE AIR LOUNGE
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サイトスペシフィックなサウンドアートを世界各地で展開するCao Thanh Lan(ベトナム出身)とGregor Siedl(オーストリア出身)によるアーティスト・デュオのSiedl/Caoによる一日限りのライブインスタレーションをPARADISE AIRラウンジで開催しました。
また滞在期間中には地域の大学生たちの協力の元、サイクリングで受ける風を用いてオリジナルの楽器を鳴らす「サウンドライド」の上映シェア会も行いました。

ドローン(drone)といえば無人航空機を想像する人が多いと思いますが、語源は英語で「オスの蜂」を意味し、ドローンの飛行音が蜂の羽音に似ていることから結び付けられたといいます。また、音楽の特定の音(低音)を曲中ずっと、または長時間鳴らし続ける音楽スタイルや手法のこともドローンと呼ばれ、民族音楽に多く見られると言います。重奏的かつ浮遊感のある演奏は、過去と現代、伝統音楽と戦争といった複数の文脈を往還させる不思議な感覚を与えてくれました。

ライブインスタレーション
Drone & Drone(ドローン・アンド・ドローン)|Siedl/Cao

日程:2025年7月15日(火)
時間:18:00~19:00 (17:45開場)
会場: PARADISE AIR ラウンジ
住所:松戸市本町15−4 ハマトモビル5F
アクセス:JR・新京成線「松戸駅」西口より徒歩3分  MAP
入場:無料
参加アーティスト:Siedl/Cao

《Drone & Drone》は、ベトナムの風笛(エオリアン・フルート)8本を回転させる構造で構成されたサウンドインスタレーションであり、アーティストグループSiedl/Caoによって構想・制作された作品である。この作品のテーマとなっているのは「ドローン」という言葉が持つ二重の意味――すなわち、無人航空機としてのドローン(未来の戦争を象徴する存在)と、古来より癒しや持続の象徴とされてきた持続音としてのドローン――である。《Drone & Drone》は、美や善、そして超越的なものを生み出す一方で、世界や自己を破壊する力も持ちあわせる人間の二面性について思索をうながす。

実は、初期の無人ドローンのいくつかは、ベトナム戦争中にアメリカ軍によって使用されており、軍事偵察、電子戦、おとり作戦、心理戦といった目的に使われていた。一方で、本作に用いられている竹製の風笛は、ベトナムに古くから伝わる「凧笛」の文化に由来する。凧に笛を取りつけて風に乗せて鳴らすこの伝統は、現在も息づいており、人びとの平和と繁栄への願いを象徴している。

Drone & Drone

  

2025.07.16

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Siedl/Cao

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2025.07

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