共同ディレクター(Co-Director) 就任のお知らせ

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本年5月よりPARADISE AIRは新体制になります!
PARADISE AIRでは2013年の設立以来、創設メンバーである森純平が「ディレクター」を務めてまいりましたが、この度新たに、加藤康司がディレクターポジションに就任しました。加藤は2019年5月からPARADISE AIRに参画し、コーディネーターを務めてきたアーティストです。今後、森純平・加藤康司の二名は「共同ディレクター(Co-Director)」としてPARADISE AIRのアーティスト・イン・レジデンス事業を展開してまいります。

これに合わせて、PARADISE AIRの運営団体である一般社団法人PAIRについても、森・加藤の両名が代表理事となりました。関係各所の皆さまにおかれましては、ご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

 

現在PARADISE AIRには8名のコーディネーターが在籍しています。ディレクター等の役職・担当と兼任して、さまざまな分野で活動するコーディネーターたちが集まりPARADISE AIRを率いています。

<PARADISE AIR コーディネーター>

  • 天羽 絵莉子(会計)
  • うらあやか(アーティスト)
  • 加藤康司(アーティスト) :共同ディレクター
  • 金巻勲(ビデオグラファー):エデュケーター
  • 藤末萌(パブリック・リレーションズ):PRマネージャー
    └─台北翼  Taipei Wing
  • 宮内芽依(コーディネーター)
  • 宮武亜季(コーディネーター):コミュニケーション・マネージャー
    └─मुंबई विंग  Mumbai Wing
  • 森純平(建築) :共同ディレクター

※()内は個人の専門分野、五十音順

コレクティブな組織だからできる、柔軟なコーディネートが私達の特徴です。PARADISE AIRにさらなるしなやかさとサステナビリティをもたらすことを信じて、この度の新体制へ移行しました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

加藤 康司

PARADISE AIRは2013年に松戸市で活動を開始し、地元市民の方々と協働し、アートだからこそ実現できるユニークなアイデアを街に展開し続けてきました。昨年はPARADISE AIR設立10周年の節目を迎え、改めて松戸市とPARADISE AIRが築き上げてきた価値を振り返ることができました。
2019年の春からコーディネーターとして関わらせてもらうようになり、世界中から訪れる同世代のアーティストから常に刺激をもらい、また文化的、歴史的風土と寛容さを併せ持つ松戸という街から数えきれないほど多くのことを学ばせてもらいました。

この場所の運営を担うチームにはアートの専門家が集まり、幅広い視点と知識、技術があります。お互いをリスペクトし、刺激を生みながら、日々アーティストのクリエイションを支えています。僕自身もアーティストを本業としながら、これからPARADISE AIRのディレクターを担うことで、新たな化学反応が生まれるかもしれません。
また、国内外の様々な文化施設や芸術機関、地域社会との幅広い連携を通じて、アートのエコシステムを実験的に展開していくことも、今後の重要なミッションの一つだと思っています。

世界の中でさらなる求心力を持って、これからも松戸からアートの魅力を発信していきたいと思います。

森 純平

空気を設計せよ。
世界にはいろいろな空気がある。
これは人々が実感しているところで 「転地する」をa change of airといったりする。
原広司著 集落の教え100(彰国社, 1998)

PARADISE AIRの名前にある「AIR」はArtist In Residenceの略称だが、それよりも僕はこの文章にあるような「空気」をイメージさせる語感が好きで使ってきた。世界へ飛び立つ前の、もしくは到着した直後の空港のあの空気感も想像できる。
常に新しいことにトライしつづける姿勢を是としてきたPARADISEだし、10周年を迎える少し前から、チームの新陳代謝のために誰かに運営を引き継ぐ、もしくは全部やめてみるか、とよく相談していた。なので「やっとか」と思う人も多いかもしれません。そうこうしている間に、運営メンバーの二人が台湾とインドに拠点を持つことになり、それぞれ台北翼【Taipei Wing】/मुंबई विंग 【Mumbai Wing】というプロジェクトも始まった。空港ターミナルのウイングを思い浮かべて、一箇所に集まるコレクティブとも違う、むしろ各プロジェクトによって複数の方向へと羽を広げる、そんなプロジェクトになったらいいかなと思っています。メンバーそれぞれの個別の活動が新しい風になっている。

2013年にえいやとディレクターを名乗り出してみた時、こういったポジションはプロデューサーと呼ばれることが多い印象でした。けれど、レジデンスという施設のプログラム・制作を司る(プロデュース)のではなく、方向(ダイレクション)を指し示すディレクターがいいかなと、すこし背伸びをしつつやってきました。10年間の運営を経て600人を超えるアーティストが滞在してくれ、彼らが多くの地元の方々をパラダイスに連れてきてくれました。さらには、アーティストが街で何かする時に手助けしてくれた方々、まだ会えていない松戸でのレジデンスに期待して応募してくれた人たち、関わりを持ってくださった沢山の方々。すべての皆様に今一度感謝します。

もう全然把握しきれていませんが(つい先日も地元の方からアーティストと飲んでるよーって写真がおくられてきた)、滞在を終えたアーティストたちと連絡を続けている松戸の方たちの事や、世界中に自然と拡がっているらしいPARADISE AIRきっかけのネットワークの事もよく聞きます。再会した時にぜひ近況を教えてください。See you soon somewhere in the world!

 

撮影:加藤甫、Tianhu Kang、川島彩水

2024.05.18

PEOPLE

加藤康司

Koji Kato

2019.07

加藤康司
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