
本年度ゲストキュレーター長谷川新氏が企画に携わる「高次元脳会議」。第二弾が松戸・PARADISE AIRにて開催されます!
なんと、松戸市民割(1500円OFF!)もあるというこのイベント。オモシロそうだけれど、未知・・な脳と知覚の世界を、お食事をはさみながら、レクチャーとデモンストレーションで体感してみましょう。詳細はこちらから。
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高次元脳会議は、脳科学者とアーティストが、「高次元」をキーワードに定期的にディスカッションを行い、人間の脳における高次元知覚の可能性を探るプロジェクトです。2016年にスタートした理化学研究所 脳科学総合研究センター内でのプログラムから発展した「高次元脳会議」では、毎回第一線で活躍する脳科学者とアーティストをゲストに迎え、みなさんと一緒に、未来における創造と知覚について考えたいと思っています。
日時:2017年11月18日(土) 18:00~21:30
会場:PARADISE AIR 5F
住所:松戸市本町15-4 ハマトモビル
入場料(松戸市民):1,000円(食事代のみ / 予約不要) ※住所が分かるものを持参して下さい
入場料(一般):2,500円(食事代込み / 要予約)
松戸市民以外の方のご予約・詳細:http://nokaigi2.peatix.com
タイムテーブル:
18:00-18:30 高次元の定義について
18:30-19:30 脇坂崇平レクチャー「高次元知覚の作り方」
19:30-20:00 食事(提供:奥 祐司)
20:30-21:30 両眼視野闘争や立体視を用いたデモンストレーション&ディスカッション
[登壇者プロフィール]
佐藤 多加之(理化学研究所 脳科学総合研究センター研究員)
1975年神奈川県生まれ。2014年筑波大学大学院人間科学総合研究科博士号取得。現在理化学研究所脳科学総合研究センター研究員。高次視覚野において物体像や顔の認識がどのような神経機構によって実現されているのかを、電気生理学・光学測定・光遺伝学・計算論的神経科学などの技術を用いて研究している。
脇坂 崇平(東京大学先端研身体情報学分野特任研究員)
東京大学教養学部科学史・科学哲学科卒業、神戸大学大学院修了(理学博士)。錯視を用いた視覚研究を始める。理化学研究所脳科学総合研究センター研究員を経て、2017年4月より現職。代替現実 (SR) Systemの開発・研究に従事。Innovative Technologies受賞。MIRAGE(グラインダーマン)等SRシステムを用いた作品やイベントに関わる。夢やデジャヴ、意識の仕組みに強い関心を持つ。
たかくら かずき(イラストレーター/アーティスト )
ドット絵やデジタル表現をベースとしたイラストで、音楽、CM、書籍、WEBなどのイラストや動画を制作。劇団「範宙遊泳」ではアートディレクションを担当。「宇宙冒険記6D」で初の脚本を担当した。個人作品ではプリントやレンチキュラーシートを使った作品などを制作。pixiv zingaroにてグループ展「ピクセルアウト」を企画/主催。2016年より「スタジオ常世」の名でゲーム開発を開始、「摩尼遊戯TOKOYO」を開発中。
野村 康生(現代美術家)
1979年島根県生まれ。2004年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。「高次元理論を二次元絵画で表現する」というテーマに取り組んでいる。2015年にカブリ数物連携宇宙研究機構でのアーティスト・イン・レジデンスに参加。主な個展は「Dimensionism」(2017年/hpgrp GALLERY/東京)、「Here and There」(2016年/hpgrp GALLERY/ニューヨーク)など。
長谷川 新( インディペンデントキュレーター)
1988 年生まれ。京都大学総合人間学部卒業。大阪、東京、金沢にて開催された「北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI ─交錯する現在」展においてチーフキュレーターを務める(2013-2014)。主な企画に「無人島にて─「80 年代」の彫刻/立体/インスタレーション」(2014)、「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」(2015)、「クロニクル、クロニクル!」(2016-2017)など。現在、トーキョーアーツアンドスペースにて「不純物と免疫」展を開催中。
食事提供:奥 祐司