
高松市より芸術士をお招きし、「芸術士と語ろう 〜子どもたちの創造性を育む文化芸術の役割について〜」と題して午前は公開ワークショップ(観覧予約制)、午後はシンポジウムを行います。芸術士派遣事業を手がかりにパネリストである芸術士やコメンテーター、参加者と共に保育、造形教育、地域とアートなど、子どもたちの創造性を育む文化芸術の役割について皆さんと考えてみたいと思います。
是非、ご参加下さい。
芸術士とは……
子どもたちの芸術表現をサポートするアートの専門職です。
香川県高松市では、地域のアーティストを、「芸術士」として定期的に市内の保育所等に派遣し、子どもたちの興味や芸術表現をサポート、記録し、アートを取り入れた活動を行っています。
活動は、保育や教育の枠にとどまらず、地域を巻き込んだまちづくりにも貢献する取り組みに発展しています。
高松市では、このような「芸術士派遣事業」をイタリアの「レッジョ・エミリア・アプローチ」という幼児教育の考え方を参考に2009年にスタートさせました。
全国的にも初めての取り組みであり、保育や美術教育関係者からも注目されています。
午前の部「子どものアート研究会」
内容:「色を感じる」
高松市芸術士による松戸の保育士、学生のための公開ワークショップ。芸術士のこれまでの実践で、屋内外問わず色々な素材を持ち込み、アトリエ的なスペースを設けこどもたちが自由に表現できるスタイルがあります。今回は、松戸中央公園を舞台に色水をビニール袋につくり、インスタレーションのような活動を参加者と自由に展開して行く活動を予定しています。(雨天の場合 大学7232教室)。是非、御予約の上御観覧お願いします。
- 日時:平成26年9月23日(祝・火)10時〜11時30分
- コーディネーター:北沢昌代(聖徳大学短期大学部 専任講師)
- 講師:太田絵美子(高松市芸術士・NPO法人アーキペラゴ)阿部麻海 伊藤修子(元高松市芸術士)
- 観覧希望:先着15名 要予約
- 観覧無料
- 予約:聖徳大学美術研究室迄 047-365-1111(大代)(担当 北沢、大成)
- 会場:聖徳大学7号館 7232教室 ※アクセスはこちらをクリック!
- 主催:聖徳大学短期大学部COC事業
午後の部:シンポジウム「芸術士の見たレッジョ・エミリア〜松戸で芸術士派遣事業を考える〜」
内容:高松市芸術士派遣事業の概要。芸術士が見たレッジョ・エミリアの報告。松戸市のアートプロジェクト「暮らしの芸術都市」と芸術士派遣事業の可能性、教育機関との連携の意味等を実践事例を手がかりに、まちづくりの観点も交え参加者と共に協議します。※午後の活動は予約不要です。
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日時:平成26年9月23日(祝・火)開場:13時開場 開演:13時30分~16時30分
- コーディネーター:大成哲雄(聖徳大学 准教授)
- パネリスト:太田絵美子(高松市芸術士・NPO法人アーキペラゴ)阿部麻海 伊藤修子(元高松市芸術士)
- コメンテーター:三澤一実(武蔵野美術大学 教授・旅するムサビプロジェクト主宰)、椨瑞希子(聖徳大学大学院教職研究科 教授・保育学)庄子渉(松戸まちづくり会議「暮らしの芸術都市」)、臼井薫(松戸市文化観光課)
- 定員:100名(先着)
- 会場:聖徳大学1号館 香順メディアホール ※アクセスはこちらをクリック!
- 参加費:無料 予約不要
- 主催:聖徳大学短期大学部COC事業
- 共催:全国大学造形美術教育教員養成協議会、松戸まちづくり会議(PARADISE AIR)
- 協力:聖徳大学生涯学習研究所
- 問い合わせ:聖徳大学美術研究室047-365-1111(大代・担当:北沢,大成)松戸市文化観光課047-366-7327(臼井)
意見交換会
芸術士を囲んでシンポジウム参加者と共にカフェ方式で意見交換会を行います。これからの造形教育、地域活性化等について考えてみましょう。
- 16時40分〜17時40分
- 司会:北沢昌代(聖徳大学短期大学部専任講師)+地域代表(予定)
- 会場:1号館 1054教室
- 主催:聖徳大学短期大学部COC事業
- 共催:全国大学造形美術教育教員養成協議会、松戸まちづくり会議(PARADISE AIR)
- 協力:聖徳大学生涯学習研究所